自分のワキのにおいをセルフチェック

どのようなにおいでも、自分のにおいは鼻が慣れてしまいます。香水も毎日付けていると自分ではにおいに気づきにくくなってしまいますが、ワキガの場合も同様です。

周りの人は気づいているのに、自分だけ気づいていないというのは、とても悲しいことです。においが原因で避けられてしまうこともあるので、自分でチェックしてみましょう。

まず、簡単に見分けられる方法が、耳あかを見てみるという方法です。耳あかは粉っぽいタイプと、湿ったタイプに分けられます。湿ったタイプはワキガの原因であるアポクリン腺が体内にあることが多いです。ベタベタしていたり、やわらかいという場合にも可能性が高まります。アポクリン腺というのは、毛根の入り口近くにあることが多いので、耳の中の毛が濃い場合も可能性が高いです。

また、白いTシャツを着ていると、脇部分の黄ばみがきになってしまう時も疑われます。通常の汗は、無色透明でサラサラしていますが、においの原因になる汗は乳白色でタンパク質や脂質を多く含んでいて、雑菌がこれを分解することで独特なにおいを発生します。

下着などにも黄ばみがあるかどうかをチェックしましょう。ただ、制汗剤の影響で黄ばんでしまうこともあるので、チェックする際には使用しないようにしましょう。多汗症とワキガは混同されやすいですが、異なる原因で起こるものです。多汗症は汗を多くかくという症状で、においとは関係がありません。

そして、脇毛に白い粉が付いているようなら、ほぼ間違いなくワキガであることが分かります。この白い粉の正体はアポクリン腺から出た分泌物が結晶となったものだからです。脇毛は、においを拡散する作用もあるので、においが気になるときは処理しておくといいでしょう。

また、遺伝の影響も無視できません。親がアポクリン腺を持っていると、子どもに遺伝する確率は3割程度あると言われています。100%遺伝するわけではありませんが、親のにおいが気になるときは自分自身もチェックしておくと安心です。

これらのチェックに当てはまると、ワキガである確率が高まります。ただ、セルフチェックはあくまで自分で行う診断ですので、専門の病院を受診するようにしましょう。症状によって、軽度の場合もあります。軽度であれば、塗り薬を塗るだけでにおいを抑えることができます。

重症の場合でも手術なしで治療進めることもできるので、焦る必要はまったくありません。自分に合った治療を探しましょう。